コラム

〈未経験からの戦略コンサル内定者執筆〉未経験からのコンサル転職に必要なマインドセット

はじめまして、てでぃです。大学を卒業後、大手メーカー、スタートアップを経て、今春から戦略系ファームで働きます。今回は転職活動で重要だと思った「マインドセット」について記事にしました。

好奇心をもって新しい「思考法」を取り入れる

コンサルファームはあなたの「思考プロセス」「思考力」を評価する

コンサルファームの採用選考では候補者の思考力が合否の判断基準のひとつになる。この傾向は戦略系ファームにおいて顕著である。採用プロセスでフェルミ推定やビジネスケースが出題されるのは、候補者の「思考力の素養」を様々な角度から評価するためである。そのため、コンサル転職の成功には、トレーニングによる思考力の強化が不可欠である。思考力を高めるためには、考え方/思考プロセスについて、好奇心をもち自ら学ぶ姿勢が重要である。

あなたのこれまでの「考え方」は必ずしも最適解ではない

コンサルタントに求められる「考え方/思考プロセス」は、必ずしも候補者のこれまでの「考え方/思考プロセス」の延長線上にあるわけではない。むしろ、候補者がコンサルタント未経験であれば、まったく新しい考え方を学びなおす必要があるケースも多いだろう。そこで、新たな思考法についてアンラーニングすることが求められる。

常に謙虚な姿勢で学ぶ・実践する

コンサル思考は一朝一夕で身につかない(身につくはずがない)

前述のコンサルタントに求められる思考(コンサル思考)は、すぐに身につくものではない。当然、何度かケース問題を練習したくらいでは定着しない。転職のための対策のみならず、日常生活のあらゆる場面でコンサル思考を実践することによって、はじめて自然と思考をすることができるようになる。

「理解している状態」と「できる状態」はまったく違う

書籍やネットの情報が多いため、コンサル思考の「概念」を理解している人は多いだろう。しかし概念を理解していても、いざ問題に対面したときに、冷静に問題の本質を見極め、解決のために必要なアクションを提案/実行できないことがある。量・質ともに実践を繰り返し、他者からのフィードバックを取り入れPDCAを回すことで、コンサル思考の概念を知っている状態からコンサル思考を実践できる状態に進化していく。

未経験採用のため、あくまで「ポテンシャル」を評価される

コンサル未経験のポテンシャル採用の場合、候補者の今後の成長ポテンシャルの大きさが評価される。ケースなどの面接においても、いかに謙虚な姿勢で他者のフィードバックを取り入れ、思考を柔軟に進化させることができるか、が候補者の成長ポテンシャルの大きさを測る一つの指標になっている。そのため、あらゆるものから謙虚に学ぶ姿勢は常にもっておくべきである。

自責思考・問題解決思考で取り組む

「~~が理由で転職活動に時間をさけない」と考える人はうまくいかない

現職やプライベートの予定で忙しく、転職活動に十分に時間や労力を投下できないという話を聞く。このように、「できない理由」から考えてしまう人は、転職活動において望んだ結果を得られないことが多いように感じる。いくら現職が多忙であっても、深夜や休日を利用して転職活動に取り組み、結果を残している人はいる。そのような人々が転職市場において競合として存在することを意識する必要がある。

「多忙であっても転職活動に時間を割くためにはどうするべきか」と考える人はうまくいく

「できない理由」ではなく、「どうすればできるか」から考えて転職活動に取り組むことが望ましい。例えば、「多忙な中で転職活動に時間を割くためにどうするべきか」という問の場合、現職の業務時間、プライベート時間の両方で解決策は考え得る。前者の場合、自身が参加するプロジェクトにおいて少しずつコンサル思考を取り入れてみても良いし、後者の場合、外食先や電車移動中に目に入った情報からビジネスケースの問を立て、思考を深めることも十分コンサル転職のために役に立つ。

今問題解決思考で取り組めない人が、「問題解決のプロフェッショナル」になれるだろうか

コンサルタントは言うまでもなく「問題解決のプロフェッショナル」であるので、仕事ではもちろんのこと、プライベートも含めあらゆる場面で問題解決思考ができていることが望ましいと考えている。実際に私の知っている経営コンサルタントはみなそのようなタイプだ。
どんな場面においても、「○○するためには何をすべきか」と問を立て、思考を深め、解決策を見出し、実行することに楽しみを感じるようなタイプの人がコンサルタントに向いていると感じる。

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