コンサル転職活動で伸びる人、伸びない人
今回のコラムでは、私たちのこれまでの思考力トレーニングの取り組みや、エージェントとして転職希望者さんをサポートしてきた経験とその分析から、どのような人がコンサルティングファームへの転職活動で大きく伸びるのか?についてお話したいと思います。
目次
自己紹介
こんにちは、The Professional Agents(TPA;プロフェッショナル・エージェンツ)で思考力トレーニングを担当しているキャリアアドバイザーの中西です。
私は2020年にBCGを卒業後、これまで事業創造と並行して学生インターンやコミュニティ、コンサル転職希望者、事業会社の幹部/リーダーなど延べ150人以上の思考力トレーニング(地頭のポテンシャル向上)に携わってきました。BCGで社内外の思考力系研修を担当したことを契機に、多くの方の思考力を伸ばすことに強く興味を持ち、TPAの仲間やBCGの元同僚などと共に思考力 × AIの研究と事業創造に取り組んでいます。
なお、私のこれまでの思考力に関する取り組みの経緯や思考力の伸ばし方はnoteにまとめていますので、よろしければお時間ありましたらご一読ください(更新が途中で止まっていますが、、思考力を伸ばしたい方向けに思考法について丁寧に解説しています)
https://note.com/dii_nakanishi
“実力が伸びる”とは
早速ですが、まず、コンサル転職における “大きく伸びる?” とは何を指しているかと言うと、ケース面接/ビヘイビア面接において “持てる実力を発揮し切れるようになる” ことはもちろんのこと、加えて転職活動の期間にそうした “面接に対応するための実力が大きく伸びる” 方、さらに、”思考力やそのポテンシャル自体が伸びる” 方を指しています。
転職活動においてケース/ビヘイビア面接の対応力や思考力が大きく伸びた方は、志望先への内定獲得が実現するのみならず、同時に仕事におけるパフォーマンスも大きく伸び、転職時に大変惜しまれながら退職されていきます。
そして、転職後のコンサルタントとしての立ち上がりもスムーズで、早期にパフォームしてコンサルタントとしての仕事を楽しんでいきます。
ケース/ビヘイビア面接の対応力とは、数をこなせば伸びるわけではありません。模擬面接などの面接対策を繰り返すだけでは、単純に “持てる実力を発揮し切れるようになる” だけです。
どのように実力は伸びるのか
ではどうすれば “面接に対応するための実力が大きく伸びる” かというと、自身の思考力とビヘイビア面での課題を正しく捉え、正しい方向性で改善・成長のためのトレーニングしていくことが必要となります。
この実力を伸ばすためのプロセスは、経営コンサルタントが企業に対して課題を特定し、課題の真因を探り、それに対する打ち手を検討して、そのPDCAを進めていくプロセスと同様です。
私たちTPAは単に転職エージェントとして求人情報と転職希望者をマッチングするのみならず、戦略コンサルタント/経営コンサルタント中心のチームによって、個々人の成長のために大企業向けの経営コンサルティングと同様のアプローチをとって転職希望者さんを徹底的にサポートしていきます。
その具体のアプローチはまたの機会に解説させていただくとして、まず今回は、どのような人が転職活動で大きく伸びるのか?を解説します。
転職サポートを通して見えた、伸びる人の特長とは
いわずもがなコンサル転職は狭き門です。昨年までのここ数年はコンサルティング業界の急成長によって、積極採用が続き転職しやすい環境が続いていましたので、友人が多くコンサル転職しており狭き門という認識がピンとこない方もいるかもしれません。一方、今年に入り風向きが変わり未経験ポテンシャル採用枠は他業界同様に狭き門となりつつあります(2023年時点では他業界よりは未だ多いですが、2024年以降はますます門戸が狭まる可能性があります)
そんなコンサル転職で大きく伸び、良い内定を勝ち取っていく人に共通しているのは、 ①チャンレンジできる、②考え抜ける、③素直である、この3点につきます。
(この3点を十分に満たし大きく伸びたものの惜しくも志望先との縁が得られなかった方もいらっしゃいます。そうした方は前述の通り現職のパフォーマンスが向上しているため、現職で更なる活躍をされています)
①チャンレンジできる・・・転職活動にしっかりと向き合い、全力で挑めるだけの姿勢と環境があるか?
コンサル転職では必要な準備や対策も多く、面接回数も多く、面接でしっかりと頭を使う必要があります。また、他業界に比べ選考倍率が高く落選も多く経験します。落選も多いため多くのファームに応募することとなります。
そのため、コンサル転職はハードになり心身共に消耗します。転職活動では現職が多忙になることもあります。
私たちが推奨する転職活動の期間は未経験者で3~4か月、経験者で2~3か月、それらの間、全力でチャレンジし続けられるような気力・体力と仕事やプライベート環境を用意できるかどうかが肝となります。
②考え抜ける・・・答えのないに対して、安易に解を求めず、自分の頭で考え続けられるか?
戦略/経営/ITコンサルタントの仕事は、考えることです。課題を的確に捉えて早く筋良く考えられことが望ましいですが、まずは前提として粘り強く考える力があるか、自分の頭で考える素養があるかが求められます。
面接においては当然そうした素養が見られます。ケース面接だけが思考力を評価する機会ではなく、ビヘイビア面接においても自分の頭で考え・答えられるかが評価されます。
③素直である・・・自分以外の考えを柔軟に受け容れて、自分の思考を進化させられるか?
前述の通り、コンサルタントの仕事は考えることです。そしてチームでプロジェクトを進めることも特徴です。
チーム進める理由はタスクが多いから役割分担を行う側面もありますが、本質は複数者の頭で考えることでより筋の良い解を導く目的です。
自分の考えに固執していては、チームで高い成果を上げることができません。そのため、素直に他者の考えを受け容れて論点や仮説を進化させる素養が求められます。
まとめ
とはいえ、コンサル転職で大きく伸びる人に共通する特徴の3点は、全てが最初に備わっていない人もいます。
①は姿勢と環境、②はインテレクチュアル、③はビヘイビアに起因する要素です。転職活動開始時にいずれか1点が備わっていない場合でも、TPAの思考力トレーニングなどの転職活動サポートの過程で一緒に改善していけます。
但し、2点以上が備わっていない場合は大きな成長に繋がらないことが多いことから、納得いく転職活動を終えていただくことができないケースが多く、私たちTPAではサポートをお断りさせていただいております。
エージェント事業の成長の観点(ビジネス観点)では、上記の2点以上が備わっていなくとも顧客としてサポートすべきではありますが、私たちは弊社のビジネスよりも転職される方のキャリアの方が遥かに重要であると考えています。
現職多忙等で①のチャレンジ環境が整っていない方には、現職の仕事をどうすれば落ち着かせられるかについてから一緒に悩み・考え抜きます。
こんな私たちと共にコンサル転職をチャレンジされたいと考える方は、今すぐの転職活動開始でなくとも構いませんので、いつでも遠慮なくご相談ください。
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